2022年9月2日

「インド高速鉄道における軌道・車両等施工監理業務」 受注・契約

株式会社 オリエンタルコンサルタンツグローバル、日本コンサルタンツ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中井雅彦)、日本工営株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新屋浩明)は、インド高速鉄道公社(National High Speed Rail Corporation Limited)より、「インド高速鉄道における軌道・車両等施工監理業務(PMC-TRS※)」を共同で受注し、 2022 年8月31日に同社と契約を締結しました。

※PMC-TRS: Project Management Consultancy Services for Track, Rolling Stock, Sabarmati Depot, Inspection & Maintenance cars and Training Simulator Packages for the Construction Stage of Mumbai-Ahmedabad High Speed Rail(MAHSR)Projectの略称

調印式の様子

JICC

NHSRCL

本件は、インド高速鉄道公社(以下「NHSRCL」)より、日本コンサルタンツ株式会社、日本工営株式会社、及び株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバルからなる3社の共同企業体(Japan International Consultants Consortium、以下「JICC」)が、ムンバイ・アーメダバード間の高速鉄道における軌道、車両、車両基地、保守用車及び訓練シミュレーターに関して、一括して施工監理業務を受注したものです。契約期間は締結から2030年10月末までの8年超となります。
ムンバイ・アーメダバード間の高速鉄道(以下「本事業」)については、2016 年 12 月9日に、独立行政法人国際協力機構(JICA)から「インド国高速鉄道建設事業詳細設計調査【有償勘定技術支援】」を受注し、以来、JICC で本事業に用いられる設計図書や事業の入札で使用される入札図書の作成、入札支援を行って参りました。2017年10月には本事業にかかる研修施設の施工監理業務をJICCで受注・実施しており、本年6月にも、施工段階の土木設計に関するアドバイザリー業務について契約し、本事業の推進に尽力してきました。本件はインド事業者や日本事業者が実施する各種施工に関して、施工監理を実施するものとなります。なお、本契約はNHSRCLとの契約となりますが、NHSRCLへはJICAより円借款資金が供与されます。
本契約の締結を通して、インドにおける初の高速鉄道路線となる本事業の更なる推進に尽力するとともに、各種知見やノウハウを活かして、インドを含めた世界の公共交通機関の発展に貢献していきます。

 

 

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