2026年9月16日

FIDIC Project Awards 2026 ナザブ空港改修事業・インド貨物専用鉄道事業・ナカラ港開発事業 3件同時受賞

2026年9月15日、インド国デリーで開催されたFIDIC2026大会においてFIDIC Project Awards 2026の表彰式が行われ、株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバルが携わった「インド貨物専用鉄道事業」がMegaproject部門最優秀賞を、「パプアニューギニア国 ナザブ(レイ)空港改修事業」がMedium to large project部門最優秀賞を、「モザンビーク共和国 ナカラ港開発事業」がMedium to large project部門優秀賞を受賞しました。
FIDIC Project Awardsは、世界各国の経済発展や地域社会の生活水準の向上に寄与したプロジェクトを表彰するものです。
【関連リンク】FIDIC names finalists for Project Awards 2026

表彰式にて
中央:Catherine Karakatsanis 前FIDIC会長
左:当社代表取締役社長 米澤栄二
右:当社執行役員インド現地法人会長 阿部玲子

右:当社港湾部技師 雨宮久貴

【インド貨物専用鉄道事業】

著しい経済成長を続けるインドでは、貨物輸送需要が急速に拡大する一方、既存鉄道の輸送能力が限界に近づき、物流インフラの強化が重要な課題となっていました。本事業は、首都デリーとインド最大級の貿易港を擁するムンバイ地域を結ぶ貨物専用鉄道を整備する国家的な大型インフラプロジェクトです。当社は、長年にわたり施工監理をはじめとするコンサルタント業務に参画し、プロジェクトの円滑な実施を支援してきました。
本貨物鉄道の開通により、港湾と内陸部を結ぶ物流ネットワークが大幅に強化され、貨物輸送の効率化・高速化が図られるとともに、沿線地域における産業・物流拠点の発展、さらにはインド全体の持続的な経済成長への貢献が期待されています。

【パプアニューギニア国 ナザブ(レイ)空港改修事業】

同国本島は急峻な山岳地帯のため首都との間に陸路がなく、安全・迅速な航空輸送が不可欠となっています。一方、同空港は設備の老朽化が進み、手荷物処理や保安検査を人力に頼っていたためピーク時に混乱が生じていたほか、滑走路や航空灯火も更新時期を迎えていました。こうした課題に対し、ODA有償資金協力により、国際線就航を見据えた既設滑走路・誘導路・駐機場の拡張、航空灯火の機能向上、新旅客ターミナルビルおよび駐車場の新設などを実施しました。当社は共同企業体の幹事として、詳細設計、入札支援、施工監理等のコンサルタント業務を実施しました。本事業により、増加する輸送需要に対応し、利便性と安全性の大幅な向上に貢献しました。

【モザンビーク共和国 ナカラ港開発事業】

ナカラ港開発事業は、日本の先進技術を活用し、コンテナターミナルの整備等を行い、地域の経済発展に寄与するためのODA円借款事業です。当社は共同企業体幹事として詳細設計、入札支援、施工監理等のコンサルタント業務を実施しました。本事業により新たに整備されたコンテナターミナルは、モザンビーク国のみならず、内陸国ザンビア、マラウィを結ぶナカラ経済回廊の基幹港として、地域の経済発展に大きく寄与しました。また、沿線の炭鉱や農地、洋上天然ガス開発といった地域産業の振興を支える基盤を確立し、5年間の事業期間中に1,000名以上の地域住民・スタッフを雇用し、地域の雇用創出にも貢献しました。