2019年6月11日

国際シンポジウム『Smart & Green Infrastructure Technology for Sustainable Development』を共催し、共同実証成果を発表。弊社社員が登壇。

2019年5月28日、株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:米澤栄二)はインドネシア国ハサヌディン大学(Universitas Hasanuddin)で開催された国際シンポジウム『Smart & Green Infrastructure Technology for Sustainable Development(主催:ハサヌディン大学)』に参加いたしました。

同シンポジウムは、弊社持株会社である株式会社オリエンタルコンサルタンツホールディングス(OCHD)(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 野崎 秀則)が実施する重点化プロジェクトの一環として、ハサヌディン大学と共催、国際協力機構(JICA)等の後援を受けて開催されたものです。

弊社 地球環境部課長 山田光影が「Renewable Energy in Energy Security」をテーマに再生可能エネルギー活用の意義や技術に関する紹介を行った他、アンディ ダルマワン ビンタン 南スラベェシ州開発計画局長、ハリス ヤヒャ エネルギー・鉱物資源省局長、アナン ウィジャジャンタ PT PLN(現地電力公社)シニアマネージャー、北海道大学成田吉弘名誉教授(JICA専門家)による講演等も行われ、持続可能な社会の実現に向けた活発な情報共有および議論が行われました。

また、OCHDとハサヌディン大学工学部は、「環境にやさしいスマートキャンパス」の実現に向けた共同実証事業に関するMOA(合意書)を2017年に締結し、ハサヌディン大学工学部構内で①小水力・地中熱を利用した分散型再生可能エネルギーネットワークシステムの構築、②地下雨水貯蔵タンクを利用した再生水利用システムの構築、③IoT技術を活用したエネルギー管理システムの構築を目的とした実証研究を実施しています。同シンポジウムでは、この実証成果について同大学の研究者による発表も行われ、参加者から高い関心が寄せられました。

弊社はエコキャンパスをコンセプトとしたハサヌディン大学工学部整備事業(円借款)において、プロジェクトマネジメントコンサルタントとして、計画立案から詳細設計、施工監理、機材調達支援までを担当しました。これをきっかけに共同実証事業に関するMOA(合意書)を、同大学とOCHDが締結、弊社は事業全体のマネジメントを担当しております。今後は、同大学で得た知見を同国内外での公共施設およびインフラのスマート化事業にも活用していく予定です。

共催者挨拶 OCHD重点化PJ責任者 石川祥平

講演する弊社 地球環境部課長 山田光影

シンポジウムの様子

登壇者の写真撮影