2022年5月9日

ホンジュラス国グアシロペ橋架け替え計画 契約調印

株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバルは、2022年4月28日に、ホンジュラス国インフラ交通省(SIT、西語: Secretaría de Infraestructura y Transporte)と、「国道1号線橋梁(グアシロペ橋)架け替え計画」の施工監理及び入札支援に関わるコンサルタント業務について契約調印いたしました。

調印式には、SITからマウリシオ・ラモス大臣、マルコ・ベラスケス副大臣らが、弊社からは執行役員営業本部副本部長兼道路交通事業部担当 藤熊昌孝らが参加いたしました。本件は、ホンジュラス国シオマラ・カストロ大統領の新政権後、新たに発足したSITが締結する初の契約調印であり、マウリシオ・ラモス大臣からは、「ホンジュラス発展における歴史的なプロジェクトの調印である」との発言がありました。

参加者記念撮影
中央右:マウリシオ・ラモス大臣 大臣の右隣:マルコ・ベラスケス副大臣
中央左:弊社執行役員 藤熊昌孝

本事業は中米諸国を連携するパンアメリカンハイウェイ(PAH)の安全性確保のため、1943 年に建設されたグアシロペ橋の架け替えを日本の無償資金協力で行うもので、弊社が別途手掛ける物流ロジスティクス開発マスタープランのCOMITRAN 加盟 6 ヵ国(グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドル、ニカラグア、コスタリカ、パナマ)が連携する貿易・経済活性化に寄与する事業としても位置づけられています。
また、本事業は、新型コロナウィルスの影響で世界的な渡航制限が続く中、弊社のパナマに現地法人OC LATIN AMERICA,S.A.のリソースを最大限に活用して調査を継続し実施に至りました。プロジェクト実施に至った功績は調査時の発注者であるJICAからも高く評価されています。

右:マウリシオ・ラモス大臣
左:弊社執行役員 藤熊昌孝

新グアシロペ橋CG(手前)
耐候性鋼トラスドランガーアーチ橋+PC箱桁橋
橋長160m

 

 

OC Globalは質の高い、信頼でき、持続可能かつ強靱なインフラ整備を通じて、当該国の経済発展を支援しています。