2018年7月2日

ブータン国 国道一号線橋梁架け替え開通式

2018年6月28日、ブータンにて、国道一号線橋梁架け替え計画の開通式が行われました。式典には、ドルジ チョデン公共事業・定住省大臣、平松賢司ブータン大使、山田浩司JICAブータン事務所所長らが臨席されました。

本事業は、ブータン国を東西につなぐ唯一の幹線道路である国道一号線上の老朽化した橋梁3橋を架け替えるもので、新橋は曲線を含む大規模PC箱桁橋であり、技術的に難易度の高い橋梁です。架け替えにより同国の安定した交通、輸送の確保に寄与します。株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:米澤栄二)・アンジェロセック共同企業体は、準備調査から詳細設計、工事入札補助、施工監理までのコンサルティングサービスを一貫して担当いたしました。施工は、大日本土木株式会社が担当いたしました。

【橋梁概要】
チュゾムサ橋:橋長 47.5m、幅員 7.28m〜9.08m、PC単純箱桁橋
ニカチュ橋:橋長 45.0m、幅員 13.33m〜18.65m、PC単純箱桁橋
ザラムチュ橋:橋長 46.5m、幅員 8.08m〜10.81m 、PC単純箱桁橋

銘板除幕式
左 平松賢司 大使
右 ドルジ チョデン 大臣

開通したチュゾムサ橋