2022年10月5日

フィリピン国マニラ首都圏地下鉄 CP104工区起工式開催 マルコスJr 大統領も起工式に参加

2022年10月3日、株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバルが施工監理を担当する『フィリピン国マニラ首都圏地下鉄』のCP104 工区(Ortigas駅-Shaw駅)の起工式が開催され、フィリピン国マルコスJr 大統領、バウティスタ運輸大臣、越川和彦駐フィリピン特命全権大使、坂本威午JICAフィリピン事務所長らが出席しました。
式典会場において、弊社作成のOrtigas駅-Shaw駅のVirtual Reality(VR)デモを実施しました。

前列中央:マルコスJr 大統領、大統領の右:バウティスタ運輸大臣
大統領の左:越川和彦駐フィリピン特命全権大使
前列一番左:坂本威午JICAフィリピン事務所長、
後列右から7番目弊社代表取締役社長米澤栄二

マルコスJr 大統領に挨拶をする
弊社米澤栄二

マニラ首都圏地下鉄は日本政府ODA資金及び無償資金協力で実施され、延長34km、2027年の開業を目指し現在工事が着々と進行しています。
フィリピン経済の中心であるマニラ首都圏は人口1,300万人を擁し、経済の急速な発展と一極集中により、交通混雑が悪化の一途をたどっています。そのため、フィリピン政府は首都圏で大型都市鉄道事業を集中的に実施しています。
弊社はこれまでにフィリピン国内で複数路線の鉄道の計画・設計・施工監理等を実施しています。
今回大統領参加による起工式が行われたCP104 工区は、マニラ首都圏中心部パシグ市のオルティガス地区に位置し、地下鉄路線の中でも重要性・開発効果の非常に高い区間です。今回Building Information Modeling(BIM)を活用し作成したVRデータは、鉄道路線沿線住民のプロジェクト理解向上及び鉄道運営・維持管理分野での活用を予定しています。
弊社は今後も比国運輸省と緊密に連携し、BIM・VR等の最新デジタル技術を活用しながら、安心安全かつ効率的な工事の実施を強力に推進していきます。
【関連リンク】フィリピン国運輸省Facebook:https://fb.watch/fXSqVmgSDE/

式典にて
右:バウティスタ運輸大臣 左:弊社米澤栄二

VRデモ体験提供の様子
Ortigas駅-Shaw駅

 

 

OC Globalは、自社が手掛けるインフラの整備に最新のデジタル技術を活用し、安心安全かつ効率的な整備を行うとともに、鉄道整備を通じて当該国のCO2削減に寄与しています。