2019年3月11日

ネパール国緊急復興支援事業実施支援 感謝状授与

弊社が実施中の「ネパール国緊急復興支援事業実施支援」に対して、ネパール国復興庁より感謝状が授与されました。

2015年4月、ネパールの首都カトマンズ北西約77キロ(ゴルカ郡)を震源とするM7.6の地震が発生し、その後の余震の影響も含め、死者8,790人、負傷者22,300人、全壊家屋約50万戸、半壊家屋約26万戸という、甚大な被害が生じました*。

本プロジェクトは、円借款事業である緊急住宅復興事業及び緊急学校再建事業を支援するものです。緊急住宅復興事業への支援として、プロジェクトチームは耐震基準の策定支援を行い、耐震基準を満たす住宅再建のため住民及び石工に対してトレーニングを実施すると共に、「コミュニティ動員プログラム」を通じて復興における共助を促進してまいりました。本感謝状はこの活動に対して授与されたものです。

OC Globalは2015年の地震発生直後より現地に入り、被害状況の調査や復旧・復興計画の策定などを継続して支援しており、今後も継続して同国復興コンセプト「Build Back Better(より良い復興)」の実現に貢献してまいります。

*ネパール復興庁(2016) 『Post-Disaster Recovery Framework 2016-2020』

<写真左>
地震により倒壊した住宅
<写真中央>
石工トレーニングの様子
<写真右>
復興庁からの感謝状