2018年6月1日、トンガ王国の首都ヌクアロファにおいて、平成27年度対トンガ無償資金協力「国内輸送船⽤埠頭改善計画」（総事業費33億2千万円）の竣⼯式が、トゥポウ6世トンガ国王王妃両陛下及びピロレブ王⼥と夫君のトゥイタ卿の御臨席のもと行われました。式典には、⽯井在トンガ王国⼤使、ポヒヴァ⾸相兼外務⼤⾂、シカ副⾸相兼社会基盤・観光⼤⾂他複数の閣僚が出席した他、ファカファヌア国会議⻑、豪州⾼等弁務官、中国⼤使、NZ⾼等弁務官、⼤野JICAフィジー事務所⻑等多数の要⼈が出席されました。新港の名前は、国王が自ら命名したものです。

本計画は、同国のトンガタプ島ヌクアロファにおいて、大型国内輸送船用の埠頭を整備することにより，国内輸送及び荷役作業の効率化を図り、荒天時には避難港としての機能も持たせ、トンガの持続的経済発展の達成と国民の生活水準の向上に寄与することを目的として実施されました。

当該事業において、株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：米澤栄二）は、2014年から詳細設計、入札図書作成、施工業者選定補助、施工監理業務を担当し、施工は東亜建設工業株式会社が担当いたしました。

タウファアハウ･トゥポウ４世港新埠頭の外観

竣工式で披露されたトンガ伝統舞踊「ヴァヘンガ」