2019年12月16日、コートジボワール国アビジャンにて、「日本・コートジボワール友好交差点改善計画」における立体交差部の橋梁の開通式が行われました。式典には、コートジボワール側からはアラサン・ワタラ大統領、コフィ・クアク機材道路維持管理省大臣、ディンバ道路管理公社総裁、その他各省庁の大臣、日本側から石田達識在コートジボワール日本大使館参事官、碓井祐吉JICAコートジボワール事務所次長らが出席されました。

日本・コートジボワール友好交差点（通称：ソリブラ交差点）は、コートジボワール国の政治経済の中心地であるアビジャン市に位置し、国際空港に通じるディスカールデスタン通りと、行政業務地区に連絡するドゴール通りが交差しており、渋滞の最も激しい交差点のひとつとなっていました。 本事業は、平面交差点を立体交差化することにより、交通容量を改善し、渋滞の解消につながることが期待されています。
株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：米澤栄二）は本事業の事業計画および概略設計から携わり、詳細設計、施工監理等のコンサルティングサービスは弊社を幹事会社とした共同企業体*が担当しております。　都市内に建設される当該橋梁の設計は、同国の要望により景観面への配慮が施され、施工は大豊建設が担当しております。

また、当共同企業体は、追加で建設される跨道橋の準備調査も実施しており、今後も引き続き同国の安定した発展に寄与していく予定です。

*株式会社 オリエンタルコンサルタンツグローバル、セントラルコンサルタント 株式会社

開通式に臨む来賓
前列左端　クアク機材道路維持管理大臣
前列左から2人目　石田在コートジボワール日本大使館 参事官
前列右端 碓井JICAコートジボワール事務所　次長

開通記念モニュメント
弊社　道路交通事業部　副事業部長　小西知行

開通した跨道橋