2019年12月4日

エジプト国 エジプト・日本科学技術大学(E-JUST) 太陽光を活用したクリーンエネルギー導入プロジェクト  竣工式

2019年11月18日、エジプト国のニューボルグ・エルアラブ市E-JUSTセカンダリーキャンパス構内にて、「太陽光を活用したクリーンエネルギー導入プロジェクト」の竣工式が開催されました。式典には、ファイザ・アブルナガ大統領補佐官、能化正樹駐エジプト特命全権大使、大村佳史JICAエジプト事務所長、アフマッド・エル・ゴハリE-JUST学長をはじめ、多くのご来賓の方々に参列をいただき、盛大なものとなりました。

エジプトでは、電力需要が年6%の高い伸びを示しており、今後も現状ペースで電力需要が伸びた場合、エネルギー資源の輸入量増加が懸念されています。本事業は本邦ODA無償資金協力を活用し、太陽光発電関連機材の調達及びこれらの運営維持管理に必要な技術者の育成を行うものです。これにより発電能力の向上、エネルギー源の多様化、再生可能エネルギー利用に関するエジプト国民の意識啓発を図ることが期待されます。

E-JUSTセカンダリーキャンパス校内3か所に設置された太陽光パネルの発電容量は560kWで発電した電力は学内の施設に供給されます。

弊社は準備調査から詳細設計、入札補助、調達監理ならびに技術指導までを一貫して担当いたしました。

来賓によるテープカット

エントランス広場となるアトリウム棟には採光を考慮しシースルー型アモルファス系太陽電池モジュールを設置

プラザ棟に設置された太陽光パネル

パーキング棟に設置された太陽光パネル