2019年7月3日、スリランカ国コロンボ市内にて、本事業（STEP:本邦技術活用条件）のプロジェクト開始式典が行われました。式典には、ラニル・ウィクラマシンハ首相、チャンピカ・ラナワカ メガポリス西部開発省大臣、杉山明在スリランカ日本国特命全権大使他、多数の要人が出席されました。
毎日100万人が流入するコロンボ市は、現在自動車交通に過度に依存し、通勤・通学時間帯を中心に発生する激しい交通渋滞が経済活動の妨げとなっています。本事業は、コロンボ市及び近郊におけるLRT（Light Rail Transit）システム（高架軌道・16駅、総延長15.7km）の新設により、輸送能力の増強と公共交通サービスの安全性・信頼性・快適性の向上を図るもので、2025年初旬の開業を予定しています。また、本事業では全ての利用者にとって優しい都市鉄道の整備を目指しています。
株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：米澤栄二）JV*は、詳細設計、入札補助、施工監理に係るコンサルティングサービス（契約金額：約120億円）を実施致します。

*株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル、日本コンサルタンツ株式会社、株式会社長大、日本工営株式会社、Consulting Engineers and Architects Associated (Pvt.) Ltd.

ラニル・ウィクラマシンハ首相

左から
弊社　コロンボ事務所長　石井亮平
チャミンダ・アリヤサダProject Director
チャンピカ・ラナワカ　メガポリス西部開発省大臣
ニハル・ルパシンヘ　メガポリス西部開発省次官
弊社　代表取締役社長　米澤栄二
弊社　軌道交通技術第二部　石川唯志