2026年9月2日
OC Global建築開発部 フィリピン公共建築物の耐震補強に関するオンラインセミナーを開催
2026年8月14日、株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル(以下、当社)総合開発事業部 建築開発部は、フィリピン公共事業・道路省(DPWH:Department of Public Works and Highways)の人事総務局(HRAS:Human Resources and General Affairs Bureau)と共同で、公共建築物の耐震補強に関するオンラインセミナーを開催いたしました。

オンラインセミナー主催者
本セミナーは、世界銀行が支援する「フィリピン地震リスク削減・レジリエンス強化事業(PSRRRP:Philippines Seismic Risk Reduction and Resilience Project)」の一環として実施されたもので、セミナーには、DPWH中央省庁の各局・部門をはじめ、統合プロジェクト管理事務所(UPMO)やフィリピン全土176カ所の地方・地区技術事務所(DEO)から2,312名に達する技術者が参加し、大規模な技術交流の場となりました。
当社はPSRRRPにおいて、2028年までに公共学校および医療施設172棟の耐震補強に係る詳細設計および施工監理を担当しています。今回のセミナーは、DPWH技術者の耐震補強に関する基礎知識の向上と、日本の公共建築物で活用されている特殊構造部材の紹介を目的として企画されました。
セミナーでは、当社 建築開発部長の宮野智希が会社概要を紹介し、PSRRRPプロジェクトマネージャーの川井正人がPSRRRPの事業概要について説明しました。

当社 建築開発部長 宮野智希

当社 建築開発部 プロジェクトマネージャー 川井正人

当社 建築開発部 Nicolas Felipe Ortiz Lara
また、セミナーでは、マニラ首都圏の建物の脆弱性や、ミンダナオ島における近年の地震被害調査事例を通じて、ハザード評価と耐震補強の重要性について解説するとともに、日本で活用されている代表的な耐震補強装置などを紹介しました。さらに、両国における政策枠組み、脆弱性評価、調達、施工監理といった事業実施プロセスについて解説したほか、施工不良防止に向けた留意事項や竣工後のモニタリング指針を共有するなど、施工品質の確保に関する実務的な知見を提供しました。
本セミナーを通じて、フィリピン全土のDPWH技術者に耐震補強技術に関する技術・知見を共有することで、技術力の向上とPSRRRPの長期的な目標達成を支援しました。
OC Globalは、最先端技術の研究・活用を通じて、フィリピンにおける耐震レジリエンスの強化および技術者の人材育成支援に貢献します。
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