2024年9月19日

港湾部 Thit Oo Kyaw 第38回国際海岸工学会議(ICCE 2024 ROME)に登壇

株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル 港湾部Thit Oo Kyawが、2024年9月8日~9月16日にイタリア共和国ローマ市の国立グレゴリアン大学(Pontifical Gregorian University)で開催された第38回国際海岸工学会議(International Conference on Coastal Engineering: ICCE 2024 ROME)に参加し、論文発表を行いました。

【関連リンク】第38回国際海岸工学会議(ICCE 2024 ROME)公式サイト https://icce2024.com/

Thitによる論文発表

ポスターセッションでの質疑応答
中央奥 Thit

国際海岸工学会議(International Conference on Coastal Engineering: ICCE) は米国土木学会が主催する海岸工学に関する国際会議で、2年に1回開催されます。1950年から続く海岸工学分野において最も権威のある会議の一つで、波、流れ、漂砂、防波堤、気候変動、海面上昇、津波、高潮など、海岸工学に関する研究内容が広く扱われています。
Thitは「Numerical Simulation of Nearshore Waves at Myanmar Coast: An Integrated Usage of ERA-5*, MIKE 21** and Satellite Data」と題して、グローバルな風データ、沖合の波浪再解析データ、潮汐データを使用し、地域に特化した波浪シミュレーションを目的とした包括的なモデリング手法についての研究発表を行いました。

*ERA-5: ECMWF Reanalysis v5 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)によって開発された第五世代の気象データセットで、大気、地表、海洋に関する広範な気象情報を提供するもの。
**MIKE 21: デンマーク水理環境研究所(DHI)が開発したソフトウェア

 

OC Globalは最新技術の研究を通じて、自社の技術力向上と、途上国の港湾・航路等の技術支援を行っています。