2024年2月26日、インドネシア国南スラウェシ州マカッサル市において開催された「RAKORSUS（特別調整会議）2024: Low Carbon City with the Metaverse」に、株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル執行役員加藤 宏承がプレゼンターとして登壇しました。
本会議はマカッサル市が主催したもので、学識者、実業家、マカッサル市地方実施機関および地域公有企業に加え、アメリカ、シンガポール、オーストラリア、中国などから複数の有識者が出席しました。

オンラインで講演する加藤
ステージ上スクリーンの様子

会場の様子

会議ポスター
中段左 当社執行役員 加藤 宏承

加藤はLOW CARBON IN POLICY STRATEGYのセッションに登壇し、当社が事業投資しているインドネシアの「Smart Island Pilot Project」に関して、離島が抱える課題やその解決策、事業がもたらす経済効果などについて講演するとともに、本事業の投資パートナーの呼びかけを行いました。
マカッサル市長Moh. Ramdhan Pomanto 氏のあいさつでは、島嶼国であるインドネシアにとって、本プロジェクトは非常に有益なものであり、マカッサル市としても協力して行きたいと大きな期待が述べられました。
本事業は、南スラウェシ州の離島に再生エネルギーを電源としたコールドチェーン*設備を導入することで、温室効果ガス排出削減と同時に離島の電化と水産業の発展を促進することを計画しております。
今後１年間のパイロットプロジェクトを実施後、インドネシア全土に横展開することを目指しています。

*生産地から小売までの流通網を低温に保つことで生鮮食品を新鮮かつ安全に流通させる手法

OC Globalは再生可能エネルギーを利用したコールドチェーン設備の導入により、安全で新鮮な食料の流通を支援することで当該国の食料問題の解決を支援するとともに、貴重な水産資源の保護に貢献します。