2024年1月10日
港湾部 Le Phuong Dongと水野竜太 GEOTEC HANOI 2023(ハノイ)に登壇 Dongが最優秀プレゼンター受賞
株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル 総合開発事業部港湾部Le Phuong Dong及び水野竜太が、2023年12月14日~15日にベトナムハノイ市の国立会議場(The National Convention Center)で開催された第5回ハノイ地盤工学国際会議(GEOTEC HANOI 2023)に登壇しました。
DongはGround Improvementセッションで発表論文総数40編の中から最優秀プレゼンターに選ばれました。
【関連リンク】GEOTEC HANOI 2023ホームページ https://geotechn.vn/
水野竜太の発表
Le Phuong Dongの発表
Dongの最優秀プレゼンター受賞を
伝える画面
各セッションの最優秀プレゼンターと記念撮影
一番左 世界地盤工学会会長Dr. Marc Ballouz
右から2番目 当社 Le Phuong Dong
ハノイ地盤工学国際会議(GEOTEC HANOI)はFECON社、ベトナム土力学・地盤工学会(VSSMGE)、公益社団法人地盤工学会、ベトナム国立水資源大学(DHTL)、ベトナム石油研究所(VPI)が主催する、持続可能なインフラ開発のための地盤工学技術をテーマとした国際会議で、2011年に第1回目が開催され、今回が第5回目の開催となりました。本国際会議は、発表内容の品質の高さと開催規模が大きいことから、ベトナム国内のみならず国際的にもよく知られたイベントとなっており、今回のGEOTEC HANOI 2023には、世界40ヶ国から約1,000人の地盤工学に関わる技術者が参加し、208編の技術論文が発表されました。
当社からは共著を含め4編の論文を発表し、Dongは、Ground Improvementセッションにて「Design and lesson-learnt of the eco-friendly bamboo pile foundation in soft soil – A case study in Patimban deep seaport」と題して、現在実施中の『インドネシア国パティンバン港開発事業』で地盤改良工法として採用したインドネシア国で伝統的に用いられてきた竹杭・竹マット工法について発表しました。水野はDeep Foundationsセッションにて「Design challenges of large diameter and long steel pipe pile in high plasticity clay at Patimban Port Development Project」と題して、同じく『パティンバン港開発事業』での高塑性な粘性土層地盤における大口径で長尺の摩擦杭に関する設計について発表しました。
OC Globalは最新技術の研究を通じて、途上国の港湾・航路等の技術向上に貢献します。