2024年12月3日（火）にインドネシア国ジャカルタで開催された「日尼交通ソフトインフラ展開セミナー」に、株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル プランニング事業部 交通計画部 課長 津村優磨が登壇いたしました。

【関連リンク】
国土交通省：報道発表資料「「日尼交通ソフトインフラ展開セミナー」を開催しました～交通ソフトインフラ海外展開支援協議会（JAST）による海外セミナー開催～」

講演の様子

本セミナーは、日本国 国土交通省とインドネシア国 運輸省が共催し、交通インフラ分野における日尼間の協力強化を目的としたセミナーです。冒頭では国土交通省 高橋徹 国際交通特別交渉官、インドネシア運輸省 ムハンマド・リサル・ワサル 鉄道総局長、駐日インドネシア共和国大使館 ヘリ・アフマディ駐日大使がそれぞれ挨拶を述べられ、政府関係者や交通事業者、民間企業や有識者が一堂に会し、最新の交通ソフトインフラに係るソリューションや先端技術に関する発表と議論が行われました。

津村は、LocationMind株式会社（代表取締役 CEO 桐谷直毅）とともに、「インドネシア国ジャカルタにおける公共交通改善スマートプランニングツールの開発」について発表しました。同ツールは、公共交通分野におけるデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進するために、モバイルビッグデータとAI技術を活用したEBDM（Evidence-based Decision Making：データに裏打ちされた意思決定）ツールです。このツールは、公共交通の運行管理や計画策定の効率化を支援するだけでなく、長期的に交通広告や駅ナカビジネス、TOD事業などの運賃外収入の改善にも寄与することを目指しています。また、同ツールの普及を通して地域住民のモビリティ改善を図ると同時に、交通事業者の経営収支の改善を図ることで、持続可能な公共交通の実現に貢献することを目的としています。

OC Globalは、開発途上国における持続可能な交通インフラ構築と豊かなモビリティの実現に向けた取り組みを推進してまいります。