2024年11月12日
インドネシア国 元MRTJ社長ウイリアム氏著書出版 OC Global社長米澤栄二 序文寄稿
2024年9月、PT. Mass Rapid Transit Jakarta(PT.MRTJ)元社長のウイリアム氏がジャカルタ地下鉄南北線の案件形成・会社設立・施工から開業までの出来事・政府関係者の裏話・開業後の鉄道会社運営やコロナ時の対応・TODへの取り組みと今後のジャカルタ都市圏MRTの10路線などについて執筆した本を出版され、株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバルの代表取締役社長 米澤栄二が序文を寄稿しました。
右:著者 元MRTJ社長 ウイリアム サバンダ氏
左:当社代表取締社長 米澤栄二
表紙
PT.MRTJ社は2008年に設立されましたが、地下鉄建設に関するマスタープランや実現可能性調査(FS)は、設立以前の1990年代ごろからJICAや他機関のファンドにて実施されていました。その後、ジャカルタ南北線1期プロジェクト(約15.7㎞レバックブルス駅~ブンデランランハイ駅間)は、2013年8月に工事が開始され2019年3月に完了し、予定通り開業しました。2期プロジェクト(ブンデランハイ駅~コタ駅間)は、2020年6月に工事が開始され、2027年モナス駅までの部分開業を、2029年コタ駅までの全開業を目指しています。MRT東西線ジャカルタ特別州内は、ジャカルタ特別州の下、インドネシア法令を改定し、PT.MRTJ社が実施することになりました。
株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバルは、ジャカルタ地下鉄の案件形成からマスタープラン・FS・基本設計・入札支援・O&M・TOD支援業務に携わっており、当初からPT.MRTJ社の発展を支援しております。今後もPT.MRTJ社の発展と日本とインドネシアの両国の社会と経済の発展に貢献してまいります。
OC Globalは、各国の関係企業と協調してインフラ整備に取り組み、当該国の発展と経済成長を支援します。