2023年10月26日

スリランカ国自己処理型水洗式バイオトイレ 譲渡式

2023年10月16日、スリランカ国中北部州ポロンナルワ県にて、永和国土環境株式会社(永和国土環境)、株式会社八杉商店、株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバルが実施した国際協力機構(JICA)「中小企業海外展開支援事業~普及・実証事業~」よる自己処理型水洗式汚水処理システム「アクアメイク」の譲渡式が行われました。譲渡式には、スリランカ国政府 中央文化基金(Central Cultural Fund, CCF)の代表Professor Gamini Ranasinghe Director General、Roshan Ranasinghe大臣(Minister of Sports and Youth Affairs および Minister of Irrigation)、水越英明スリランカ駐箚日本国特命全権大使、山田哲也JICAスリランカ事務所長らが出席されました。

アクアメイクが設置されたトイレ施設外観

アクアメイクについて説明する看板

現地メディアへのインタビュー対応

アクアメイク施設見学の様子

スリランカでは、河川等に未処理排水が放流され、衛生状態の悪化や水源河川の水質汚染が喫緊の課題であり、2025年までにオフサイト(下水道施設)とオンサイト(腐敗槽)の衛生施設へのアクセス率100%を目指しています。そこで、CCFが管理する世界遺産ポロンナルワのガル・ヴィハーラ(涅槃像)地域において、不十分な下水処理により発生する水質汚染の解決に寄与するため、本事業では、永和国土環境のアクアメイク1基(トイレ施設(普及のための展示室)含む)の導入を通じ、処理水質の改善効果、運営・維持管理体制の構築、政府関係機関・民間事業者等に対する普及活動を実施しました。
導入したアクアメイクは、カキ殻を利用した自己処理型環境保全性能を有しており、アクアメイクから排出される汚水を高度処理(カキ殻等を利用し、無色無臭、大腸菌発生ゼロ、汚水を90%以上浄化)し、放流せずに処理水をトイレに循環再利用するため、水の補充が必要なく衛生的な水洗式トイレを提供できます。これにより、公共水域の富栄養化を抑制し、環境負荷を低減し、環境に影響を与えないことが可能となります。
本実証事業を通じ、スリリランカ国中北部州ポロンナルワ県の処理水質の改善およびCCFの汚水処理システムの運営維持管理能力の向上が期待されます。

アクアメイクのイメージデザイン

 

OC Globalは自己処理型水洗式汚水処理システム「アクアメイク」の導入により当該国の安全で衛生的なトイレの普及を支援し、住民の健康と福祉の向上に貢献します。