2022年2月25日
OC Global 養殖技術のパイオニア IMTEと業務協力の覚書(MOU)締結
2022年2月24日、株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバルは、株式会社IMTエンジニアリング(IMTE、本社:新潟県妙高市、4月に東京都港区に移転予定、代表取締役社長:冨田ゆきし)との業務協力に関する覚書(MOU)を締結致しました。
調印式の様子
左:弊社 代表取締役社長 米澤栄二 右:IMTE 冨田ゆきし代表取締役社長
IMTEは国内唯一の屋内型エビ生産システム(ISPS)を有するエンジニアリング会社で、自然環境に左右されず、どこにでも設置が出来、抗生物質等の薬剤を使わない安全で安心な養殖エビを日本国内で生産・販売しています。同社は現在、関西電力株式会社殿と共同で日本最大のエビの陸上養殖プラントを静岡県磐田市に建設中です。一方弊社は、開発コンサルタントとして150か国以上での業務の実績があり、世界各国に現地法人や海外事務所などの拠点を有しており、インフラ整備を通じて養殖場の設置運営に対応できるエンジニアを複数有しています。
世界的には「タンパク質クライシス」といわれる食糧危機が迫っている中、IMTEの安心安全な養殖技術を、弊社と協同でアジアを中心とした国内外に拡大することを目的に、この度、業務協力の覚書を締結致しました。
国連が掲げる持続可能な目標(SDGs)である「飢餓をゼロに」にするため、「陸の豊かさ」と「海の豊かさ」を守りながら、多様化する世界の食のニーズに貢献してまいります。
参考:株式会社IMTエンジニアリング http://www.imteng.co.jp/
IMTエンジニアリング株式会社は、10年以上に及ぶ国との共同研究によって開発された国内唯一の屋内型エビ生産システム(ISPS)を広く国内外に普及するために 設立されたエンジニアリング会社です。薬を使わない安全で安心な国産の養殖エビを提供したいという思いから、新潟県妙高市に設置された わが国初のISPSの商業プラントを用いてエビを生産し、「妙高ゆきエビ」のブランド名での販売活動を行っております。 近年、食の安全、安心、マングローブ林等の環境保全、気候変動に起因する食の安全保障の観点から、陸上養殖の機運が高まっております。
両社社長による署名の様子
調印式参加者