2019年9月12日

FIDIC Award 2019優秀賞 受賞 ベトナム ラックフェン国際港建設事業(道路・橋梁)

2019年9月9日、メキシコ国メキシコシティ Presidente InterContinental Hotelで開催された、FIDIC2019年次大会において、弊社が参画した、ベトナム国 ラックフェン国際港建設事業(道路・橋梁)がFIDIC Award 2019優秀賞を受賞いたしました。
FIDIC Awardは、経済発展や地域社会の生活水準の向上に寄与したプロジェクトを表彰するもので、世界各国から多数応募されたプロジェクトの中から、本年は本プロジェクトを含む23プロジェクトが優秀賞を受賞いたしました。
受賞プロジェクトは、ベトナム ハイフォン市において2017年に開通したベトナム最長の海上橋(5.4㎞)を含むラックフェン国際港へのアクセス道路(全長15.63㎞)の建設プロジェクトです。
ベトナム北部の港湾都市ハイフォン市、ハロン市から首都ハノイまでの地域には、日本をはじめとする多くの外国企業が進出しており、北部の経済発展に貢献しています。当プロジェクトは経済発展に伴う海運貨物需要の急増により、既存の港湾では対応が困難になったため建設された大型国際港『ラックフェン港』とあわせ、同港へのアクセス道路として建設されたものです。
弊社は、事業当初から、設計、入札支援、施工監理などのコンサルタント業務を一貫して行ってまいりました。最新の各種橋梁技術の導入、軟弱な地盤への適切な対応など難易度の高い建設工事であったものの、工事期間も橋梁部分は13ヶ月で完成させるなど、日本の優れた技術と弊社のマネージメントが評価され、この度の受賞となりました。
また、弊社関連会社でベトナム国の大手建設コンサルタント企業であるTransport Engineering Design Inc.(TEDI)がコンサルティングサービスを提供したベトナム国ハロン-ハイフォン道路バックダン橋建設事業も、同時に優秀賞を受賞しております。

授賞式にて 左から
FIDIC事務局長 Nelson Ogunshakin OBE 氏
弊社代表取締役社長 米澤栄二
弊社営業第二部長代行 石井亮平
FIDIC会長 Alain Bentéjac 氏

受賞をともに喜び合う 左から
弊社代表取締役社長 米澤栄二
TEDI 代表取締役 Pham Huu Son氏

ラックフェン港アクセス道路