2022年11月13日、14日にイギリス　ロンドンで開催されたBentley Infrastructure and Going Digital Awards 2022 (Bentley Digital Awards 2022)において、株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバルが携わっている『フィリピン国マニラ首都圏地下鉄事業』が優秀賞を受賞しました。
Bentley Digital Awardsはインフラ分野のソフトウェア企業Bentley Systems社が、設計、建設、運用に自社のソフトウェアを活用し、優れた成果をあげたインフラプロジェクトを表彰するものです。本年は47か国から300件を超える応募がありました。

ロンドンの式典で最終のプレゼンテーションする
当社エンジニア　Jose Lorenzo Afable

マニラ首都圏地下鉄事業は日本政府ODA 資金及び無償資金協力で実施され、延長34km、2027 年の開業を目指し現在工事が着々と進行しています。当社は本事業の施工監理業務においてBentley社のプロジェクト管理システムを活用して設計照査や文書管理等を行っています。またBuilding Information Modeling（BIM）やVR Virtual Reality（VR）の活用とあわせることでプロジェクト管理全体のDX化を行っています。これらにより効率的かつ安全安心な事業推進に寄与します。
フィリピン経済の中心であるマニラ首都圏は人口1,300 万人を擁し、経済の急速な発展と一極集中により、交通混雑が悪化の一途をたどっており、フィリピン政府はマニラ首都圏で大型都市鉄道事業を集中的に実施するなかで、DX（Digital Transformation）を積極的に推進しています。

シミュレーターを自ら運転するドゥテルテ大統領（当時）
トンネルボーリングマシンの下降式典にて
会場の大スクリーンに投影された大統領

マニラ首都圏地下鉄車両基地内鉄道研究所の
VR空間

OC Globalは、最新のデジタル技術を活用し、安心安全かつ効率的なインフラ整備を行うとともに、鉄道整備を通じて当該国のCO2削減に寄与します。