2025年12月19日

OC Global安全対策実地訓練 実施

2025年12月16日、株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバルは、本社会議室において、海外渡航予定者を対象に安全対策の一層の強化を目的とした「安全対策実地訓練」を実施しました。
当社では、海外で活動する社員および関係者の生命と財産の安全を最優先事項と位置付け、社長直轄の安全管理室を設置し、テロ、自然災害、紛争、パンデミック、犯罪・暴動など、海外における多様なリスクへの対応体制を整えています。

安全管理室長 下温湯 康裕

テロを想定した訓練

止血法の訓練

AEDを使用した心肺蘇生法

本訓練では、元自衛隊員幹部であり、現在安全管理室長を務める下温湯 康裕(しもぬり やすひろ)が講師を務め、海外において不測の事態に直面した際に自らの身を守り、適切に行動するための知識と実践的な対応力の向上を目的として実施しました。訓練では、強盗・爆発・銃撃遭遇時の対応要領、対刃物襲撃時の行動についての実演・実技に加え、止血法や傷病者搬送などの応急対応について、実践を交えながら学びました。また、今回は例年の訓練項目に加え、AED(自動体外式除細動器)を使用した心肺蘇生法の訓練を新たに実施しました。突然の心停止事案を想定し、胸骨圧迫の手順やAEDの使用方法を確認することで、緊急時における初期対応の重要性を再認識し、迅速かつ的確な行動につなげるための理解を深めました。
当社は今後も、海外業務に従事する社員一人ひとりの安全意識と対応能力の向上を図るため、実践的かつ継続的な安全対策訓練を実施し、組織全体としての安全管理体制の強化に努めてまいります。

 

OC Globalは、暴力の防止とテロリズム・犯罪の撲滅に関するあらゆるレベルでの能力構築のため、国際協力などを通じてすべての国・地域の平和と安全を支援します。