2025年12月17日

インドネシア国 ジャカルタ州関係者、PT MRT Jakarta とジャーナリスト来日 関西の鉄道およびTOD事例視察を支援

株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバルは、2025年11月10日から11月14日にかけて、ジャカルタ州関係者、PT MRT Jakarta社とインドネシア国ジャーナリストの訪日及び大阪における鉄道と公共交通指向型開発(Transit Oriented Development , TOD)視察の支援を実施しました。

当社は2023年度の東京視察に引き続き、今回の大阪視察におけるプログラム実施の支援を行っており、本プログラムでは、本邦事業関係者の協力を得て、日本の鉄道開発・TOD事例である、なんば広場、なんばパークス、グラングリーン大阪、うめきた公園、グランフロント大阪、あべのハルカス、JR大阪駅、大阪モノレールの視察を行いました。また大阪府、在大阪インドネシア共和国総領事館、にも表敬訪問し、関西の鉄道開発の経緯や両国のこれまでの協力関係について、意見交換を行いました。また、UR都市機構の協力のもと、うめきたプロジェクトにおける官民連携の都市開発事業の説明と現場見学を実施しました。

前列中央:大阪府都市整備部交通戦略室
江藤氏
前列左:Mr. Rio
ジャカルタ州交通局: Dinas Perhubungan
前列左中:Mr. Angga Satria Perdana
PT MRT Jakarta Head of Corporate Communication and Branding Department
前列右中:当社軌道交通事業部インドネシア統括 南條大助
後列左中:当社TOD室副室長 浦本翔平

中央:在大阪インドネシア総領事館
John Tjahjanto Boestami総領事
左:Mr. Rio
ジャカルタ州交通局: Dinas Perhubungan
左中央:当社TOD室副室長 浦本翔平

今回の視察の中で、急速な人口集中と都市化が進行するインドネシア及びジャカルタにおいて、より居心地のよい都市空間や歩行空間を実現するために、エリア全体の価値を高め、調和のとれた都市開発と広い便益をもたらす、エリアマネジメントの重要性が訴えられました。複数の民間事業者との共同や公共用地の利活用が不可欠なエリアマネジメントにおいて、当社はこれまでの公共インフラ整備の経験と、現地パートナーや本邦政府・事業者と連携し、インドネシアのTODとより快適な都市空間の実現に取り組みます。

PT MRT Jakarta社は、ジャカルタ州MRT(Mass Rapid Transit, 都市高速鉄道)の運営会社であり、また、州知事令によりMRT沿線のTODのマスターデベロッパーとして指定されている公企業です。

当社は2022年7月以降複数回にわたり、PT MRT Jakarta社とジャカルタ特別州のTODにおける事業創出戦略提携に関する覚書を締結しており、2025年11月7日に、PT MRT Jakarta社とジャカルタ特別州のTODの協業を含む、業務協力に関する覚書を新たに締結しております。

当社は、PT MRT JakartaのTOD促進における信頼されるパートナーとして、引き続きインドネシア国の発展に貢献してまいります。

 

OC Globalは公共交通指向型開発(TOD)を通じて住みよいまちづくりを支援します。