2025年11月7日、株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバルと当社の現地法人PT Oriental Consultants Indonesia（PT OC Indonesia）は、インドネシア国ジャカルタ首都特別州で、PT Mass Rapid Transit Jakarta (PT MRT Jakarta)社と業務協力に関する覚書を締結しました。本覚書では各社の専門知識や経験を補完しあいながら、TOD（Transit Oriented Development , 公共交通指向型開発）分野において、交通結節点開発、モビリティ計画およびマネジメント、ロジスティックス、スマートシティ、等に関する協業と事業創出に関して協力することで合意いたしました。

中央：PT MRT Jakarta社　トゥヒヤット社長
左：当社代表取締役社長　米澤栄二
右：PT OC Indonesia社長　鈴木力

PT MRT Jakarta社は、ジャカルタ首都特別州MRT（Mass Rapid Transit, 都市高速鉄道）の運営会社であり、また、州知事令によりMRT沿線のTODのマスターデベロッパーとして指定されている公企業です。

当社は1980年代よりジャカルタ首都圏の交通マスタープラン策定を始めとする数々の交通ネットワーク構築事業に携わっており、TOD等都市計画・都市開発の専門家を積極的にジャカルタに派遣してジャカルタ特別州の都市計画・都市開発を積極的に支援してきました。こうした背景から、当社は2022年7月以降複数回にわたり、PT MRT Jakarta社とジャカルタ特別州のTODにおける事業創出戦略提携に関する覚書を締結しており、2024年11月には東京でTOD投資フォーラムを共催しています。

今回の覚書では、PT OC Indonesiaの参加により事業創出の試みを更に展開するとともに、覚書の有効期間を前回の3年間から、今回は５年間に延長し、三社の協働関係を一層深化させることとしています。

OC Globalは公共交通指向型開発（TOD）を通じて住みよいまちづくりを支援します。