2025年9月26日

第44回「小沢海外功労賞」受賞

2025年9月25日、国際建設技術協会定時総会にて、当社軌道交通事業部 眞井隆二が、第44回小沢海外功労賞を受賞いたしました。

同賞は国際建設技術協会初代会長である故・小沢久太郎氏の醵金(きょきん)をもとに、同氏の国際協力にかけた情熱を永く記念するため昭和55年に創設され、「海外における国土開発への協力」に対し貢献のあった個人と法人を表彰するものです。

眞井は1979年より46年にわたり、一貫して海外のインフラ整備に従事してきた経歴をもっています。前半23年間は施工者として香港で10件の工事を完成させ、後半の23年間はコンサルタントとしてバングラデシュ、ベトナムホーチミン市で大型ODA案件を完成させ、2017年からは非ODA案件でインドネシアの国家資金による国家最大規模の鉄道事業「ジャボデベックLRTプロジェクト」(全長44km、総事業費18億米ドル)のプロジェクトマネージャーとして、6年半にわたり、国際専門家や現地スタッフ総勢135名のチームを統率し2023年8月に開業させ、同国の鉄道局より感謝状を授与されました。また、眞井は建設工事契約における紛争解決分野の専門性も有しており、英国公認仲裁人協会(CIArb)のフェロー会員で、海外コンサルタンツ協会(ECFA)の日本人紛争裁定人(Adjudicator)にも登録されています。現在は過去最大規模のODA案件であるマニラ南北通勤線延伸のプロジェクトマネジャーとして活躍しています。これらの業績が評価されこの度の受賞となりました。

 

OC Globalは質が高い、信頼でき、持続可能かつ強靱なインフラ整備を通じて、当該国の経済発展を支援しています。