株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバルが、概略設計及び、詳細設計、施工監理等のコンサルティングサービスを担当した、「ホンジュラス国 国道1号線橋梁架け替え計画（グアシロペ橋）」で、ホンジュラス共和国インフラ・公共サービス省（Secretaría de Infraestructura y Servicios Públicos: SIT）から、感謝状が授与されました。

感謝状授与式
左　SIT副大臣
右　当社道路計画部次長　野澤 誠

感謝状

中米諸国を結ぶパンアメリカンハイウェイ（PAH）に位置するグアシロペ橋は1943年に建設され、著しい老朽化が課題となっていました。そこで、無償資金協力により本橋の架け替えを実施、2025年4月に新橋が開通しました。新橋の開通により、ホンジュラス南部のPAH沿道地域における経済発展を促進するとともに、ニカラグアおよびエルサルバドルとの円滑な貨物輸送が実現し、中米地域全体の広域物流に寄与することが期待されています。

橋梁形式は、主径間に鋼下路式アーチ（ランガー桁橋）、側径間にPC箱桁を採用。耐候性鋼材を使用することで、将来的な維持管理の効率化にも配慮しています。施工は株式会社安藤・ハザマが担当し、オールジャパン体制で本橋を完成させました。また、当社の現地法人 OC LATIN AMERICA, S.A. も本事業に参画し、グループ企業と連携して施工監理業務を担いました。

完成した橋梁前で

新グアシロペ橋全景
鋼アーチ・ランガー桁橋

OC Globalは質の高い、信頼でき、持続可能かつ強靱なインフラ整備を通じて、当該国の経済発展を支援しています。