2025年2月27日、公益社団法人土木学会『第4回インフラメンテナンス・シンポジウム』において、インフラメンテナンス賞の表彰式が対面及びオンラインのハイブリッド形式で行われ、当社が携わった「カチプール、メグナ並びにグムティ橋第2橋梁建設および既設橋改修工事」がプロジェクト賞を受賞しました。

【関連リンク】土木学会HP：2024年度 インフラメンテナンス賞の授賞対象の決定 | 土木学会 インフラメンテナンス総合委員会 インフラメンテナンス表彰小委員会

カチプール・メグナ・グムティ橋は、バングラデシュの首都ダッカと主要港湾都市チョットグラム（旧称：チッタゴン）を結ぶ国道1号線に位置し、同国の経済活動を支える重要なインフラですが、急速な経済成長に伴い交通量が増加し、慢性的な渋滞と既存橋の老朽化が深刻化していました。本プロジェクトでは、既設橋の隣接に新橋を建設するとともに、既設橋の補強及び改修を実施することで、全体の車線数を増加させ、渋滞の解消と交通の円滑化を図りました。これにより、物流の効率化と住民の移動の改善を実現し、地域経済の発展と社会生活の向上に顕著な貢献を果たしました。また、日本の高度な技術支援のもと、現地技術者への技術移転と人材育成も同時に実施し、当該国の技術力向上にも寄与しました。
当社は本プロジェクトの準備調査から携わり、詳細設計、工事入札補助、施工監理までのコンサルティングサービスについても当社JV*が担当いたしました。施工は、大林組と清水建設、ＪＦＥエンジニアリング、ＩＨＩインフラシステムが担当しました。

*株式会社 オリエンタルコンサルタンツグローバル、株式会社 日本構造橋梁研究所、株式会社 片平エンジニアリングインターナショナル、SMEC International Pty Limited、BCL Associates Ltd.、DEV Consultants Ltd.、ACE Consultants Ltd.、大日本コンサルタント 株式会社

OC Globalは現地人財育成など多面的かつ包括的な活動を通じて、同国のインフラがより長く安全に使用し続けられるよう支援します。