2024年12月12日
港湾部 中西雅時、Le Phuong Dong 第8回 深層混合処理工法に関する国際会議(Deep Mixing 2024 Yokohama)に参加
株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル 総合開発事業部港湾部プロジェクト部長 中西雅時、同次長 Le Phuong Dongが、2024年12月2日~12月5日に横浜ロイヤルパークホテルにて開催された第8回深層混合処理工法に関する国際会議(Deep Mixing 2024 Yokohama)に参加し論文の発表などを行いました。
Dongによる論文発表
左 Le Phuong Dong
右 中西雅時
今回、Dongは「A Low Improvement Ratio Cement Deep Mixing in Combination with Cement Pipe Mixing Method for Large Scale Reclamation at Patimban Port Development Project」と題して、インドネシア国パティンバン港開発事業で実施されている、低改良率のセメント系深層混合処理工法(CDM工法)と管中混合固化処理工法(CPM工法)を組み合わせた大規模埋立工事についての論文発表を行ったほか、中西とともにポスターセッションでの説明を実施するとともに、ワークショップにおいては世界各国の専門家と意見を交わしました。
■会議の概要
主要な地盤改良工法の1つである深層混合処理工法に関する国際会議であり、世界各国の研究者と技術者が集い、深層混合処理工法の調査、設計、施工に関する研究や技術、ケーススタディなどについて情報交換を行う会議で、今回の横浜会議での主テーマは「ICT/BIM」と「Sustainability」の2つでした。
■会議の歴史
第1回Deep Mixingは、1996年に東京で開催され、その後、1999年、2002年、2005年、2009年、2015年、2021年の会議を経て今回が8回目の開催です。会議ごとに主催や後援は異なりますが、日本で開催する場合には港湾空港技術研究所とCDM研究会が中心となって開催しています。
OC Globalは最新技術の研究を通じて、自社の技術力向上と、途上国の港湾・航路等の技術支援を行っています。