2024年10月30日
インド国バンガロール上下水道プロジェクト一部完成式典開催
2024年10月16日、インド国カルナータカ州の州都ベンガルール(旧称バンガロール)において、株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバルJV *が詳細設計から施工監理までを担当する『バンガロール上下水道プロジェクト(Phase 3)』の水道施設一部完成と通水を祝う式典が行われました。式典は、Shri Siddaramaiahカルナータカ州知事、Shri DK Shivakumarカルナータカ副州知事、北郷恭子在インド日本国大使館公使、中根勤在ベンガルール日本国総領事館総領事、竹内卓朗JICAインド事務所長ご臨席のもと、地元住民ら5,000人が参加して盛大に行われました。
*株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル、NJS Engineers India Pvt Ltd、Tata Consulting Engineers Ltd、Black and Veatch (アソシエーション)
北郷恭子公使のスピーチ(ステージ上のモニター)
多くの観客で埋まる会場
通水式
『バンガロール上下水道プロジェクト(Phase 3)』は総額約800億円の円借款を活用して進められる計画で、インドでも最大級の上下水道プロジェクトとなります。バンガロールはインドのシリコンバレーとも呼ばれ、市内にはトヨタ自動車や楽天など製造業やIT産業を中心とした多くの日系企業が集積しており、新たな上下水道施設が完成することで、これらの企業活動の活性化へも寄与することが期待されています。
本プロジェクトで整備した浄水場施設、ポンプ場施設および監視制御システムには、東芝ウォーターソリューションズ、クボタ、酉島製作所、三菱電機の本邦技術が採用されています。ベンガルール政府は2026年までにすべての建設を完成させたいとしています。
OC Globalは下水道整備事業の実施を通じて、当該国の衛生環境の向上をはかるとともに、当該国の産業及び経済発展を支援しています。