2024年10月28日

ニカラグア国 リオ・ブランコーシウナ間橋梁・国道整備事業 起工式

2024年10月24日、ニカラグア国ムルクク市にて、株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバルが詳細設計及び施工監理のコンサルティングサービスを担当する「リオ・ブランコ-シウナ間橋梁・国道整備事業」*の起工式が行われました。
式典にはニカラグア側からOscar Mojica交通インフラ省大臣 、Genera Mendezムルクク市長、日本側から荻野正裕 在ニカラグア特命全権大使、小谷知之 JICAニカラグア事務所長にご列席頂き、両国関係者や地元民の歓迎のもと盛大に執り行われました。
*橋長176m、トラス橋 施工:JFEエンジニアリング

完成予想橋梁全景

右から2番目 Mojica大臣
右 荻野正裕大使
中央 小谷知之JICAニカラグア所長
左から2番目 当社道路交通事業部技師長 竹内友昭

荻野大使、小谷所長、OC Global及びJFE関係者
との記念撮影

Mojica大臣によるスピーチ

荻野大使によるスピーチ

写真出典:El 19 Digital

カリブ海沿岸地域はインフラ整備が遅れており、中でも北部カリブ海自治地域は貧困指数が高く、当国政府が開発重点地域に定めています。リオ・ブランコ-シウナ間幹線道路(国道21B号線の約115km)は、首都マナグアからRACCN(北部カリブ海自治地域)に繁がる重要道路で、同地域で生産される農牧林業生産品の輸送路及び沿線住民のライフラインとして重要な役割を担っています。道路の舗装状況は劣悪でしたが、近年大西洋北岸のプエルト・カベサまでコンクリート舗装工事がほぼ完成し、アクセスが改善されました。一方、橋梁は通行に危険が伴うものがあるなど輸送のボトルネックとなっています。本事業はリオ・ブランコ-シウナ間幹線道路の橋梁を整備することにより、当該区間の運輸・交通の改善を図り、もって同地域の市場アクセスの改善を通じた経済の活性化に向けた基盤づくりに寄与することを目的としています。

 

OC Globalは質の高い、信頼でき、持続可能かつ強靱なインフラ整備を通じて、当該国の経済発展を支援しています。