2024年9月4日

コートジボワール国 第二次日本コートジボワール友好・Shinzo Abe交差点 開通

2024年8月30日コートジボワール国アビジャン市にて、株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバルが協力準備調査、詳細設計*1及び施工監理*2のコンサルティングサービスを担当する「第二次日本コートジボワール友好交差点改善計画」の開通式が行われました。
式典はコートジボワールからTiemoko Meyliet KONÉ副大統領、Dr. Amédé Koffi KOUAKOU機材道路維持管理大臣、Fabrice COULIBALY道路公社総裁ら、日本から一方井 克哉 駐コートジボワール特命全権大使、若林基治JICAコートジボワール事務所長ら、両国関係者にご列席いただくとともに、多くの地元住民の歓迎のもと、執り行われました。
*1協力準備調査、詳細設計は㈱オリエンタルコンサルタンツグローバル(幹事)、㈱セントラルコンサルタントJV
*2施工は鴻池組ピーエス・コンストラクションJV

【関連リンク】
在コートジボワール日本大使館HP:https://www.ci.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_01559.html

フライオーバー交差点中心部

左 Fabrice COULIBALY道路公社総裁
右 当社道路交通事業部副事業部長 竹内友昭

左 KONÉ副大統領
右から3番目 KOUAKOU機材道路維持管理大臣
右から2番目 一方井克哉大使、
右 若林基治JICA所長

KONÉ副大統領によるスピーチ

一方井大使によるスピーチ

コートジボワールの行政・経済の中心であるアビジャン市は、同国内のみならず周辺内陸諸国に向けた国際回廊の起点としての役割を担っている一方、新規の道路インフラ整備は高い経済成長に比べ遅れをとり、慢性的な交通渋滞が発生していました。中でも日本コートジボワール友好・Shinzo Abe交差点は、アビジャン市の主要幹線2路線が交差する市内交通ネットワークの要所であり、当該交差点の渋滞はコートジボワールの経済成長のボトルネックとして認識されていました。本事業は2層構造のフライオーバーにより交差点の渋滞を解消し、市内交通ネットワークの交通流改善を目的として実施されたものです。

本交差点は、日本の総理大臣として初めてコートジボワールを公式訪問した安倍晋三元総理大臣とOuattara大統領の会談により、「日本コートジボワール友好・Shinzo Abe交差点」と名付けられました。

 

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