2024年7月22日
交通計画部 津村 優磨 国際学会WSTLUR(コロンビア・ボゴタ)に登壇
2024年6月16日~20日にコロンビアのボゴタで開催された2024 World Symposium on Transport and Land Use Research(以下、WSTLUR)に株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル プランニング事業部 交通計画部 津村優磨が登壇いたしました。
セッションの様子
WSTLURは2011年から3年に一度開催される交通と土地利用分野の国際学会であり、世界中の交通の諸問題に関わる研究者と交通課題等の解決に取り組む専門家が一堂に会するセッションです。
津村は、公平性(Equity)のセッションにおいて、「Linking Transport Equity and Urbanization Trajectories in Developing Cities – Case Study in Kinshasa City, Democratic Republic of the Congo(開発途上国の都市における交通公平性と都市化の軌跡~コンゴ民主共和国キンシャサ市をケーススタディとして)」と題して、独立行政法人国際協力機構(JICA)とJICA緒方研究所との共同研究の成果を発表しました。本発表では、コンゴ民主共和国キンシャサ市における都市・交通政策の歴史的経緯に関する文献レビューと家庭訪問調査のデータを活用した統計的アプローチを組み合わせることで、同市における交通公平性(全ての人々に対して公平に交通アクセスを提供すること)上の課題を抽出するとともに、その実現に向けた都市・交通政策の方向性について提言しました。
OC Globalは、自社が開発途上国にて手掛ける都市計画や交通計画の提案を通して、すべての人にとって公平な社会の実現に貢献します。