2021年9月30日
第40回「小沢海外功労賞」受賞
2021年9月29日、一般社団法人国際建設技術協会定時総会において、総合開発事業部港湾部参事の折下定夫が、第40回小沢海外功労賞を受賞いたしました。
同賞は国際建設技術協会初代会長である故・小沢久太郎氏の醵金(きょきん)をもとに、同氏の国際協力にかけた情熱を永く記念するため昭和55年に創設され、「海外における国土開発への協力」に対し貢献のあった個人と法人を表彰するものです。
折下は現地のニーズに応じた技術を数多く開発しており、特に、埋め立て地に港湾と水産関連施設を建設したインドネシア・ジャカルタ漁港の事業では、外貨を使わず現地の材料と労働力を使いたいという政府の要望に対応した軟弱地盤対策を行いました。また、国際協力の広報活動を積極的に行っており、これらの功績が評価されこの度の受賞となりました。
表彰式では、受賞者を代表して折下が挨拶いたしました。
「本日は栄誉ある賞を頂き、有難うございました。この賞は今回が40回目と言うことですが、実は40年前の第2回で私が担当していたジャカルタ漁港事業のプロジェクトマネージャーをしていた酒田一直さんが、この賞を受賞したので、この賞のことはその時から知っていました。『自分も将来このような賞を貰えたらいいな』と当時思ったところ、この度この受賞となりました。私は1971年にコンサルタント会社に入って、今年でちょうど満50年となります。今も半分は現役をさせて頂いています。JICAが設立されたのは1974年ですから、私のコンサル人生は日本のODAと一緒に成長させて頂いたことになります。この節目の年にこの賞を頂き大変感激しています。」
表彰式の様子
左 折下定夫
受賞者を代表して挨拶する折下
賞状を持つ折下