2018年9月5日

ミャンマー連邦共和国「貧困削減地方開発事業(フェーズⅡ)」の コンサルティングサービス受注

株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバルは、ミャンマー連邦共和国建設省より「貧困削減地方開発事業(フェーズⅡ)」(有償資金協力 契約額 JPY 447,438,697, USD 3,566,872)のコンサルティングサービスを八千代エンジニアリング株式会社及びパシフィックコンサルタンツ株式会社との3社JV(共同企業体)にて受注いたしました。2015 年3月に開始された有償資金協力「貧困削減地方開発事業(フェーズⅠ)」に引き続いての受注となります。これに際し、2018年8月29日、ミャンマーの首都ネピドーにて、同省U Han Zaw大臣立会いの下、契約調印式が行われました。

 

ミャンマーでは、これまで旧首都 ヤンゴンを筆頭とした都市部の大規模インフラ開発に公共投資の重点を置いており、地方部へは十分に行き届いていませんでした。このため、地方のインフラ整備が遅れ、ミャンマー国内の州・地域間における貧困格差の要因となっていました。

このような状況下、本事業では州・地域間の貧困格差を是正し、均衡のとれた国家開発を達成するため、包括的な地域開発事業として、地方部の社会経済開発に資する生活基盤インフラ(道路・橋梁、電力、給水)の新設・改修・設置等を行います。

 

弊社は本事業において、同国建設省に対し、地方部の道路インフラ事業の設計支援、入札補助、施工監理業務を担当いたします。これにより、ミャンマー地方部の貧困削減・開発に資すると同時に、同省の人材育成、技術移転に貢献してまいります。

右 建設省道路局 U Ohn Lwin局長
左 弊社 ヤンゴン事務所所長代行 鈴木諭

契約調印式 出席者集合写真
中央 U Han Zaw大臣