2018年11月13日
ミャンマー国ヤンゴン・マンダレー鉄道整備事業フェーズ1起工式
2018年11月11日、ミャンマー国ヤンゴン近郊の ニャウンレビンにおいて、『ヤンゴン・マンダレー鉄道整備事業(フェーズ 1)』の8パッケージのうちの2パッケージであるCP102(バゴー~ニャウンレビン間)およびCP103(ニャウンレビン~タングー間)(円借款供与額450億円)の起工式が行われました。式典には、タン・ズィン・マウン運輸通信大臣、トゥレイン・ウィン・ミャンマー国鉄総裁、丸山市郎在ミャンマー日本大使、唐澤雅幸JICAミャンマー事務所長 等多数の要⼈が出席されました。
ヤンゴン・マンダレー線(約 620km)は約 130 年前から国の経済動脈であり、ミャンマー最大の商業都市ヤンゴン(人口約 510 万人)、首都ネピドー(人口約 92 万人)、第二の商業都市であるマンダレー(人口約 100万人)を結ぶ重要な交通幹線です。しかし、同線の橋梁、信号等の設備並びに車両の老朽化が進み、列車走行速度の低下・遅延・脱線事故等が生じており、輸送サービスの低下が課題となっていました。ヤンゴン・マンダレー鉄道整備事業は、これらの改修・近代化を実施し、旅客・貨物の安全性や輸送能力を向上させ、同国の経済発展に寄与することを目的としたものです。
株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:米澤栄二)は、2014年から開始した本事業フェーズ 1(ヤンゴン・タングー間 270 ㎞)の詳細設計に引き続き、日本コンサルタンツ株式会社、パシフィックコンサルタンツ株式会社、株式会社トーニチコンサルタント、日本工営株式会社JVで入札支援、施工監理業務を担当し、2区間の施工ではCP102は鉄建建設株式会社・りんかい日産建設株式会社JVおよびCP103は東急建設株式会社が担当いたします。本事業により、2023年にはヤンゴン~タングー間の所要時間(旅客)が6時間から3時間に短縮されることが期待されています。
起工式の様子
弊社代表取締役社長 米澤栄二(左から2人目)
タン・ズィン・マウン運輸通信大臣(左から4人目)
丸山市郎在ミャンマー日本大使(左から6人目)
タン・ズィン・マウン運輸通信大臣(右)と握手を交わす弊社代表取締役社長 米澤栄二(左)