ネパール地震復旧・復興プロジェクト　感謝状授与

2018年6月8日

弊社が実施中の「ネパール地震復旧・復興プロジェクト」に対して、シンドパルチョーク郡Bahrabise市、および種子生産組合Ratopool Krishi Sahakari Samstha Ltd.より感謝状が授与されました。

2015年4月、ネパールの首都カトマンズ北西約77キロ（ゴルカ郡）を震源とするM7.8の地震が発生し、その後の余震の影響も含め、死者8,790人、負傷者22,300人、全壊家屋約51万戸、半壊家屋約28万戸という、甚大な被害が生じました（被害状況は2015年6月時点）。本プロジェクトでは、カトマンズ強靭化計画と地方郡復旧・復興グランドデザインの策定、耐震ガイドラインの作成及び耐震建築・構造物の普及促進、優先緊急復旧事業（Quick Impact Projects, QIPs）の実施などを行っています。

優先緊急復旧事業は、警察署や橋梁等を再建する建築・土木案件や、女性組合の設立やヤギ飼育の技術指導等の生計回復案件など26案件で構成されており、そのうち村開発委員会事務所再建案件および、優良種子生産のための技術指導・種子倉庫再建案件において感謝状が授与されました。

【Maneshwara村開発委員会事務所再建案件（QIP-17）】

地震により倒壊したManeshwara村開発委員会の活動施設を早急に再建いたしました。本施設の完成により、地域住民の各種登録や書類発行等の業務が正常に実施されるようになることが期待されています。