2018年6月27日、サモアにおける唯一の国際商港であるアピア港において、無償資金協力「アピア港安全向上計画」の竣工式が行われました。式典には、サモア国側からは、トゥイラエパ・ファティアロファ・ルペソリアイ・サイレレ・マリエレガオイ サモア独立国首相兼外務貿易大臣、リー・ハン・パパリーテレ・ニッケル サモア公共事業・運輸・インフラ大臣、ソアロ・クレサ・ソアロ サモア港湾公社ジェネラルマネージャー、日本側からは、青木伸也特命全権大使、田中俊明JICAサモア支所長等多数の要人が出席されました。

本事業は、老朽化及び貨客混在により安全性を確保できなくなっていたアピア港の施設を改修し、同港における船舶入出港や港内荷役作業、旅客の移動などの安全性を向上させることを目的として実施されたものです。

当該事業において、株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：米澤栄二）は、2014年の協力準備調査から引き続き、詳細設計、入札図書の作成を含む施工業者選定補助、施工監理業務を担当し、施工は若築建設株式会社が担当いたしました。

アピア港補修後、着桟第一号船舶となったクルーズ船（Pacific Jewel号）とアピア市街地

竣工式典でスピーチする
青木伸也特命全権大使