2020年1月16日、コートジボワール国アビジャン自治港において、『アビジャン港穀物バース建設事業』の起工式が行われました。

式典には、コートジボワール側よりアマドゥ・コネ運輸大臣、コベナン・クアシ・アジュマニ農業・農村開発大臣、フィリップ・レグレ海事担当運輸副大臣、イアン・ヤクバ・シエ アビジャン自治港総裁他多数の関係者、日本側より倉光秀彰駐コートジボワール特命全権大使、藤野浩次郎JICAコートジボワール事務所長等が出席されました。

株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：米澤栄二）は、本事業の準備調査および詳細設計に携わり、施工監理等のコンサルティングサービスにおいては弊社を幹事会社*とする共同企業体が担当しております。また、施工は東亜建設工業株式会社が担当しております。

アビジャン港はコートジボワール国の物流拠点であるのみならず、コンテナ取扱量等において西アフリカ最大の港の一つとなっております。他方、同国内戦終結後以降の高い経済成長に伴う貨物需要の増大に対し、同港既存インフラ、特に穀物用バースの拡張が追いついておらず、その増強は同国政府にとり優先して取り組むべき課題の一つとなっておりました。

本事業は、新規に穀物バースを整備することにより、同国および周囲のサヘル地域内陸国の増大する需要に応え、その食糧安全保障に貢献することが期待されています。

*株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル、株式会社エコー、株式会社アンジェロセック

式典の様子