2021年12月4日、コートジボワール国アビジャンにて、株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバルが準備調査及び詳細設計を実施し、施工監理等のコンサルティングサービスを担当する「第二次日本・コートジボワール友好交差点改善計画」の起工式が行われました。式典には、コートジボワール側からパトリック・アシ首相、アメディ・コフィ・クアク機材道路維持管理省大臣と他関係者、日本側から倉光秀彰在コートジボワール日本大使、藤野浩次郎JICAコートジボワール事務所長らが出席されました。

会場到着後、来賓と挨拶を交わすパトリック・アシ首相

会場でスピーチをするパトリック・アシ首相

プロジェクト概要について説明を受ける首相と大使
左端：ファブリス・クリバリ道路管理公社総裁
左から2番目：パトリック・アシ首相
右から2番目：倉光秀彰大使
右端：藤野浩次郎JICAコートジボワール所長

起工記念銘板の前でポーズを取る来賓
左から：藤野浩次郎JICAコートジボワール所長
：倉光秀彰大使
：パトリック・アシ首相
：アメディ・クアク機材道路管理省大臣

本事業はコートジボワール国アビジャン市の主要なオフィス街であるプラトー地区からドゴール橋（Pont Général-de-Gaulle）を渡って主要産業地域であるマルコリ地区を繋ぐドゴール・アベニュー（Boulevard du Général de Gaulle）と、同じくプラトー地区からウフイ橋（Pont Félix-Houphouët-Boigny）を渡ってマルコリ地区及び国際空港（Aéroport de-Félix Houphouët Boigny）へ接続するバレリジスカーデスタン・アベニュー（Boulevard Valéry-Giscard-d’Estaing）が交差する市内の道路ネットワークのハブとなっているソリブラ交差点の立体交差建設工事です。2019年12月に竣功した第一次工事も弊社共同企業体がコンサルタントサービスを担当しました。第二次工事では高架橋だけではなく側道及びソリブラ交差点の改良整備工事を実施します。
本事業の完成により、マルコリ産業地区の慢性的な交通渋滞も改善し、同国の経済発展に大きく寄与することが期待されています。

事業計画平面図（凡例：水色：第二次工事、黄色：第一次工事）