2023年4月21日

コートジボワール国 アビジャン三交差点建設事業起工式

2023年4月20日、株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバルが共同企業体*幹事会社として施工監理等のコンサルティングサービスを実施する「コートジボワール国アビジャン三交差点建設事業」の起工式が行われました。式典には、コートジボワールからパトリック・アシ首相、アメデ・コフィ・クアク機材道路維持管理省大臣、ムサ・サノゴ予算省大臣、カンディア・カミソコ・カマラ外務省大臣、プーリン・クロウド・ダンオ スポーツ省大臣、ロベルト・ベグレ・マンベ アビジャン自治区知事、ジャン・マーク・ヤセ ココディ市長らが、日本から一方井克哉在コートジボワール特命全権大使、若林基治JICAコートジボワール事務所長らが出席されました。施工は清水建設株式会社、東亜建設工業株式会社、JFEエンジニアリング株式会社共同企業体が担当します。

*株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル、株式会社アンジェロセック、ETUDES TECHNIQUES ET COORDINATION (ETECO)

記念行事
中央:起工記念銘板をセメントで仕上げる
パトリック・アシ首相

中央:JICA若林基治コートジボワール事務所長
左:アンジェロセック 緒方純二副社長、
右:当社道路交通事業部副事業部長 竹内友昭

コートジボワール国の道路インフラは、1970年以降、直接投資を背景に整備が進みましたが、1990年代半ば以降は政治的混乱を受けて新規建設や既存道路の維持管理が停滞していました。一方、その間も都市化が進み交通量が急激に増加、市内では道路インフラの未整備や老朽化による交通渋滞が慢性的に発生しています。
本事業は、アビジャン中心部と居住地リビエラ地区を結ぶ道路のうち、混雑の激しいミッテラン通りの3ヵ所の交差点を立体化するもので、交通の円滑化を図り、大アビジャン圏の交通利便性の向上と物流改善を通じた経済成長に寄与することを目的としています。当社は本事業の準備調査および詳細設計にも携わってきました。

 

OC Globalは質の高い、信頼でき、持続可能かつ強靱なインフラ整備を通じて、当該国の経済発展と生活水準の向上を支援します。