2023年8月31日
インドネシア国 ハサヌディン大学と離島事業の業務協力の覚書(MOA)締結
2023年8月27日、株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバルは、インドネシア国ジャカルタにて、東部インドネシア最高学府であるインドネシア国ハサヌディン大学(本拠地:南スラウェシ州マカッサル市、学長:Prof. Dr. Ir. Jamaluddin Jompa, M.Sc.)と離島事業の業務協力に向けた合意文書(Memorandum of Agreement; MOA)を締結しました。
右:Prof. Dr. Ir. Jamaluddin Jompa, M.Sc. ハサヌディン大学 学長
左:当社代表取締役社長 米澤 栄二
当社は、南スラウェシ州の離島に再エネを電源としたコールドチェーン*設備を導入することで、離島の電化と水産業の発展を促進する事業の展開を計画しており、今回のMOAは、当事業における最初のパイロット事業について、ハサヌディン大学と当社の協力事項を確認するものです。また、今回のMOAは、2023年5月にハサヌディン大学と当社が締結した包括的な協力に向けた覚書(Memorandum of Understanding; MOU)の下での最初の具体的な事業の覚書となります。この離島事業は、当社として初のESG投資**案件であり、インドネシア国の離島が抱える諸課題を解決するもので、大学からは同国に存在する多数の離島への展開を期待する声が寄せられました。
当社は、2008年から「ハサヌディン大学工学部整備事業」に従事するなど、ハサヌディン大学と親密な関係を築いてきました。ハサヌディン大学とこれまで築いてきた関係を更に強固にし、インドネシア国の地域の発展に貢献して参ります。
*コールドチェーン:生産地から小売までの流通網を低温に保つことで生鮮食品を新鮮かつ安全に流通させる手法
**財務的な要素に加えて、非財務的な要素であるESG(環境、社会、ガバナンス) を考慮する投資のこと
参加者記念撮影
OC Globalは再生エネルギーを利用したコールドチェーン設備の導入により、安全で新鮮な食料の流通を支援することで当該国の食料問題の解決を支援するとともに、貴重な水産資源の保護に貢献します。