2019年6月11日
ラオス国 国道9号線橋梁改修計画 竣工式
2019年6月10日、ラオス国サワンナケート県ピン郡にて、「国道9号線橋梁改修計画」プロジェクトで架け替えを行った、セクムカーム橋とセタームアック橋の竣工式が開催されました。式典には、サルムサイ外務大臣、スパン計画投資大臣、ビエンサワット公共事業運輸副大臣、ポーサイ副県知事、阿部俊子外務副大臣、引原毅駐ラオス特命全権大使、米山芳春JICAラオス事務所長をはじめ、多くのご来賓の方々に参列をいただき、盛大なものとなりました。
国道9号線は、インドシナ半島を横断する東西経済回廊の一部であり、内陸国であるラオスの中南部を東西に横断する形で、ベトナム国境から第二メコン国際橋が位置するタイ国境までを接続する国際幹線道路です。本事業は国道9号線上に存在する51橋のうち、特に劣化が進行している2橋梁の架け替えを行うもので、これにより、同国道の安全かつ安定的な交通を実現し、国道周辺地域のみならずラオス国の経済活動の発展と、ASEAN全体の社会経済開発に寄与することが期待されています。
本事業は、日本ODA無償資金協力によるもので、ラオス国が抱える維持管理面の課題に配慮し、ライフサイクルコストの低減を図るため、新橋の形式には鋼・コンクリート合成床版橋を採用し、同国初の耐候性鋼材が使用されております。
弊社は予備設計から実施設計、施工監理までを一貫して担当し、施工は株式会社安藤・間、JFEエンジニアリング株式会社JVが行いました。
竣工を祝ってテープカット
前列右から1人目: サルムサイ外務大臣
2人目: 阿部俊子外務副大臣
3人目:引原毅駐ラオス特命全権大使
4人目:米山芳春JICAラオス事務所長
2列目右から3人目:弊社 代表取締役社長 米澤栄二
4人目:弊社 道路交通事業部長 藤熊昌孝