2025年8月27日
「ブータン王国 分散型太陽光発電プロジェクト」コンサルティング業務受注
株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバルは、ブータン王国における発電事業、特に水力発電を一手に担う電力公社であるDruk Green Power Corporation Limited(DGPC)がアジア開発銀行(ADB)の融資を受けて実施する「ブータン王国 分散型太陽光発電プロジェクト」のコンサルティング業務を受注し、2025年7月30日にDGPCと契約を締結しました。当社は、ブータン王国において、道路や病院等のインフラ関連案件の実績を有しており、本プロジェクトを通じて同国の再生可能エネルギー分野の発展にも貢献してまいります。
本プロジェクトは、首都ティンプーを含む3都市に所在する既存の200以上の公共建築物の屋根に合計7.83MWの分散型太陽光発電システムを導入する計画において、詳細設計レビューから施工監理、環境社会セーフガード、契約管理、運転・維持管理体制の構築、DGPCの能力強化に至る一連のコンサルティング業務を行うものです。これにより、ブータン国内の再生可能エネルギー導入を促進し、電力供給の多様化と安定化に貢献することを目的としています。
ブータン王国は、豊富な水資源を活かした水力発電を主たる電力源としていますが、乾季の発電量低下による電力不足や、開発に長期間を要する点、雇用創出機会の地域的偏りといった課題も抱えています。この課題に対して、同国政府は水力発電を補完し、エネルギー自給率を向上させるため、国内に豊富に存在する太陽光資源の活用を積極的に推進しています。本プロジェクトは、その国家戦略を具体化する重要な一歩となります。
本プロジェクトで導入される分散型太陽光発電は、公共建築物の屋根や既存インフラを有効活用するものであり、国土の限られたスペースを効率的に利用するモデルケースとなります。水力発電との最適な組み合わせにより年間を通じた電力の安定供給を実現し、水力発電と比べその設置に地理的制約が少ないことから国内各地で多様な雇用を生み出す可能性が大いにあります。本プロジェクトは、同国のエネルギー安全保障の強化、持続的な経済発展、人材育成に大きく貢献することが期待されます。
OC Globalは当社が保有する再生可能エネルギー分野における知見と技術力を活用し、当該国のエネルギー安全保障や持続可能な経済発展に貢献します。