2024年2月8日

OC Global BIM/CIM推進室副室長 Jose Lorenzo D. Afable フィリピン国DXセミナーに登壇

2024年1月30 日に、フィリピン国マニラで開催されたDXセミナーに、当社のBIM/CIM推進室副室長 Jose Lorenzo D. Afableが招待プレゼンターとして登壇しました。
【関連リンク】フィリピン国運輸省鉄道訓練センターFacebook
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講演するAfable

講演するAfable 関係者記念撮影
中央:バウティスタ運輸大臣、中央右:ロントック次官、
右端:福居敬介JICAフィリピン事務所次長
左端:当社軌道交通計画部部長 萩原崇之
左から2番目:Jose Lorenzo D. Afable

本セミナーは、フィリピン国運輸省が主催するもので、約150名が参加し、バウティスタ運輸大臣が開会挨拶、福居敬介JICAフィリピン事務所次長らがスピーチをされました。
AfableはJICA発注の「フィリピン鉄道訓練センター設立・運営能力強化支援プロジェクト」にデジタルトランスフォーメーション(DX)分野の担当として携わっており、フィリピン国運輸省の推薦により招待プレゼンターとして登壇し、Building Information Modeling, City(Civil)Information Modeling (BIM/CIM)技術の活用による鉄道事業の課題改善やコスト削減について講演いたしました。
セミナー期間中には、DX技術を活用して人材育成手法を開発している日本企業3社(株式会社キャドセンター、明電システムソリューション株式会社、積木製作)と共同でVR体験ブースを設け、来場者に実際の製品を体験していただきました。フィリピン鉄道訓練センター(Philippine Railways Institute, PRI)では、現在整備中のマニラ地下鉄や南北通勤線などを含め、鉄道の運営・保守職員約15,000人を育成する予定で、訓練にはこれらのDX技術が活用されています。

当社VR体験ブース

バウティスタ運輸大臣も
VRを体験

当社は、フィリピン国の鉄道事業における業務拡大を受け2019年6月に「フィリピン鉄道事業統括室」を設置したほか、都市鉄道の運営・保守に関するコンサルティング業務を強化するため2020年4月に「O&M推進室」を、また、同時にBIM/CIM技術の開発・活用強化を目的として「BIM/CIM推進室」を設置し、特にフィリピン鉄道事業でのBIM/CIM技術の活用を推進しています。今後もフィリピン鉄道整備事業を推進するとともに、人材育成・能力強化を通じて同国都市鉄道システムの安全・安心かつ効率的な運行を支援していきます。

 

OC Globalは、関係者と協調して鉄道人材育成することで当該国のインフラ技術の向上と経済成長を支援します。