2023年11月13日、株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバルが共同企業体構成企業*として詳細設計、入札支援、施工監理等のコンサルタント業務を実施している『イラク国　港湾セクター復興事業（2）』のうち、イラク南東部バスラ地区に位置するコール・アルズベール港（工業港）のバース拡張及びウンム・カスル港（商業港）にサービスバース**を新設する『パッケージ4A』の完成式典が行われました。
式典にはイラク国側からAdel Ali Desher（アデル・アリ・デシェル）イラク港湾公社（GCPI）副総裁ほか関係者が多数招待され、日本側からは松本太（まつもと　ふとし）駐イラク日本国特命全権大使、米田元（よねだ　げん）JICAイラク事務所長らが参加されました。
*日本工営株式会社・株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル　共同企業体
**バース(Berth)とは、港内で貨物の積み下ろしなどを行う為に船舶が停泊する水域。

完成式典の模様

松本太 駐イラク特命全権大使の
スピーチ

テープカット
左から米田元JICAイラク事務所長
Adel Ali Desherイラク港湾公社副総裁
松本太 駐イラク特命全権大使

完成したバース（コール・アルズベール港）

本事業によりコール・アルズベール港に整備された石油製品輸出入用バース、及びウンム・カスル港に整備された作業船、サービスボート用のサービスバースによって、同国の豊富な石油・ガス資源の輸出拡大に繋がるとともに、両港における取扱貨物量の増加や国際取引の増加、さらには同国経済の活性化に寄与すると期待されています。

OC Globalは質の高い、信頼でき、持続可能かつ強靱なインフラ整備を通じて、当該国の経済発展を支援しています。