2023年11月1日

執行役員 加藤宏承 日・ASEANスマートシティハイレベル会合登壇

2023年10月26日、茨城県つくば市で、第5回 日本・ASEANスマートシティ・ネットワーク(ASCN) ハイレベル会合が開催され、株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル 執行役員 加藤宏承が登壇しました。

登壇の様子
左 インドネシア内務省 Gensly. SE. MPA氏
右 当社執行役員 加藤宏承

会合後の懇談の様子
右 インドネシア内務省 Safrizal. ZA, M.Si 氏
(本会合共同議長)
左 当社執行役員 加藤宏承

本会合は、国土交通省とインドネシア内務省が共同議長として主催したもので、ASCN 各国・各都市代表者、ASEAN 事務局、日本の自治体・企業等の参加がありました。加藤は当社が取り組んでいるスマートアイランドプロジェクトについて、事業の実施個所であるインドネシア国南スラウェシ州マカッサル市との合意文書(LOI; Letter of Intent)を締結していること、今後具体的な協力事項を取り決める協力覚書(MOU; Memorandum of Understanding)を近々締結しパイロット事業を実施することを表明しました。インドネシア内務省シニア分析官のGensly氏も加藤とともに登壇し、パイロット事業の実施への期待を述べられました。
当該プロジェクトでは、南スラウェシ州の離島に再エネを電源としたコールドチェーン*設備を導入することで、電化と水産業の発展を促進する事業の展開を計画しています。また、国土交通省の海外スマートシティ支援策 “Smart JAMP”案件形成調査からの初の実施案件であり、当社としても初のESG投資**案件となります。本会合においてマカッサル市を管轄するインドネシア中央政府の内務省にも公に認知されたことで、早期の事業の実施が期待されます。

*生産地から小売までの流通網を低温に保つことで生鮮食品を新鮮かつ安全に流通させる手法
**財務的な要素に加えて、非財務的な要素であるESG(環境、社会、ガバナンス) を考慮する投資のこと

 

OC Globalは再生エネルギーを利用したコールドチェーン設備の導入により、安全で新鮮な食料の流通を支援することで当該国の食料問題の解決を支援するとともに、貴重な水産資源の保護に貢献します。