2023年6月12日

土木学会技術賞(Ⅱ) 国際活動奨励賞 受賞

2023年6月9日、ホテルメトロポリタンエドモントにおいて、公益社団法人土木学会令和4年度土木学会賞の表彰式が行われ、当社が携わった「インドネシア国パティンバン港開発事業(第一期)」が、技術賞(Ⅱ)を受賞しました。また、当社社員が国際活動協力賞を受賞いたしました。

【関連リンク】 土木学会HP:公益社団法人 土木学会賞 令和4年度受賞一覧 (jsce.or.jp)

【技術賞(Ⅱ)  インドネシア国パティンバン港開発事業(第一期)】
インドネシアでは、近年の急激な経済成長に伴い既存港湾のコンテナ取扱貨物量が急増し、取扱能力がひっ迫していました。そこで、国家戦略プロジェクトの一つとしてパティンバン地区での新港開発事業が実施されました。本事業では、本邦技術を活用した軟弱地盤対策を実施するとともに環境に配慮した工法を採用、さらに工期短縮も図りました。パティンバン港開港は周辺地域の経済の活性化を促進するとともに、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に貢献しました。これらが評価されこの度の受賞となりました。

パティンバン港全景

日本企業により製造された車両が続々と
大型車運搬船に積み込まれる様子

【国際活動奨励賞  軌道交通技術第一部次長 西澤 健太郎(にしざわ けんたろう)】
西澤は、約12年間にわたり、主に鉄道案件事業でアジアを中心に計画から事業完成まで幅広いプロジェクトに従事してきました。特にインドネシア ジャカルタMRT南北線I期工事では、プロジェクトの全体管理を担当し、高品質で安全な地下鉄を予定通り完成させました。当該事業は国際社会で高く評価され国内外の数々の賞を受賞しています。これらが評価されこの度の受賞となりました。

表彰式にて
右:土木学会上田多門会長
左:西澤 健太郎

 

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