2023年6月5日

JAPANコンストラクション国際賞国土交通大臣表彰 受賞 バングラデシュ国カチプール・メグナ・グムティ新橋建設及び既存橋改修工事

2023年6月1日、国土交通省が第6回JAPANコンストラクション国際賞を発表し、当社が携わった「バングラデシュ国カチプール・メグナ・グムティ新橋建設及び既存橋改修工事」が国土交通大臣表彰を受賞しました。表彰式は6月20日に三田共用会議所で行われる予定です。
本事業は、バングラデシュ人民共和国の首都ダッカと、重要港湾がある第二の都市チッタゴンを結ぶ国道一号線の既存橋を改修・補強して供用するとともに、既存橋に並行して新橋を建設することで、渋滞を解消し、さらに将来の増加交通量にも対応することを目的とした建設事業です。
バングラデシュの河川では、増水期の洗堀問題が深刻であり、既に既存橋もその影響を受けていました。また、交通量の増大により渋滞が深刻化していたため、現交通を止めることなく近接工事にて新橋を短期間で建設する必要がありました。現場作業をできる限り省略することにより、工期短縮が実現し、優れた日本の建設技術の導入・移転により、橋梁の耐久性が向上し、将来必要な維持管理費の低減にも貢献しました。
多くの日本の建設技術の導入・移転は、バングラデシュにおける土木技術と社会の発展に大きく寄与したと評価され、この度の受賞となりました。
(事業主体)バングラデシュ人民共和国 道路交通・橋梁省 道路局国道部
(関係企業)㈱オリエンタルコンサルタンツグローバル、㈱日本構造橋梁研究所、㈱片平エンジニアリングインターナショナル、大日本コンサルタント㈱、SMEC International、㈱大林組、清水建設㈱、 JFEエンジニアリング㈱、㈱IHIインフラシステム

完成したメグナ第2橋梁と既設橋

メグナ第2橋梁開通式の様子

 

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