2023年3月9日
山田順一JICA副理事長 ウガンダ共和国 ナイル川源流橋を訪問
2023年3月3日、独立行政法人国際協力機構(JICA)の山田順一副理事長が、株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバルが調査・設計・施工監理・維持管理に携わっているウガンダ共和国「The Source of the Nile Bridge(ナイル川源流橋)」を訪問されました。
関連リンク:JICAツイッター https://twitter.com/JicaUganda
ナイル川源流橋を背景に記念撮影
前列中央 JICA 山田順一副理事長
前列左から4番目 当社ウガンダ現地法人副社長 Peace Taremwa
ナイル川源流橋はナイル川の源流近傍に位置するウガンダ初の斜張橋であり、橋長525m(135m+290m+100m)はコンクリート主桁の斜張橋としてはアフリカ全土で最大級かつ東アフリカでは最大支間長を有する長大コンクリート斜張橋です。定礎式にはウガンダ国交樹立50周年を記念して秋篠宮ご夫妻が臨席され、2014 年4 月に着工、2018 年10 月に開通しました。開通式は、ヨウェリ・ムセベニウガンダ共和国大統領や佐藤正久外務副大臣(当時)をはじめ多数の要人と2,000人超の招待客、5,000人超の地元住民が参加し盛大に行われました。
当社は、本橋の調査、設計、施行監理に携わり、完成後は技術移転の一環でウガンダ道路省(Uganda National Roads Authority, UNRA)と共に維持管理を実施しております。
山田副理事長は、Weigh in Motion(車重計)やカメラによる通行車両監視装置、さらにはケーブル張力計測装置や清掃状況などを視察され、ナイル川源流橋がUNRAによって適切に維持管理がなされており、アフリカ北部回廊の安全で円滑な交通に寄与していることを確認されました。
OC Globalは既存インフラの補修技術を移転すると同時に維持管理の重要性を伝えていくことで、同国のインフラがより長く安全に使用し続けられるよう支援しています。