2025年7月15日
バングラデシュ国地方防災計画策定・実施能力強化プロジェクト 現地活動完了
株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバルが参画するJICA「バングラデシュ地方防災計画策定・実施能力強化プロジェクト(第2期)」が、2025年6月をもってすべての現地活動を完了しました。本プロジェクトは、災害多発国であるバングラデシュ国において、郡レベルでの防災計画の策定と実施体制の強化を目的に、防災局(DDM)を中核機関として展開されました。
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当社はハザード・リスク評価手法の策定や、地方防災計画策定のための研修教材の開発、計画策定のためのガイドラインやマニュアルの作成、そして計画実施に向けた予算確保・事業調整の仕組みの構築など、包括的な支援を実施しました。特に、コックスバザール県、スナムガンジ県、クリグラム県の3つの県でそれぞれ2郡ずつパイロット活動を実施し、地方防災計画の策定と計画実施のための予算化に向けた体制強化を進めました。
また、ローカルコンサルタントの活用を通じた技術移転や、JICA他の支援機関との連携を通じ、仙台防災枠組(SFDRR)やSDGsの実現にも貢献しています。
今後も当社は、防災分野における国際協力を通じて、安全で持続可能な地域社会の実現に貢献してまいります。
OC Globalは防災計画策定や計画策定に必要なプロセスを支援することで当該国の防災意識の向上と持続可能な地域社会の実現に貢献します。